
毎朝たばこを吸いに、土佐堀沿いの遊歩道的な所に行く。
毎日行っていると、季節が感じられて結構楽しい。
何にもなかった地面に草が生え始め、お花が咲く。
そして桜が満開になるのだ。
散り始めたなぁ…
と思ったら、じりじり太陽が照り始め、草もぼーぼーになっている。
風が心地よく感じ始めたら、そろそろ葉っぱも散り始め、
また地面は何にもなくなってしまうのだ。
それにお散歩隊の人たちにも会ったりする。
今日はトイプーに思いっきり臭いを嗅がれてしまった(笑
きっとギャング臭が漂っているのだろう。
今の会社で働くようになってちょうど一年半。
たぶんその人がそこにいるようになったのも、そんな変わらないのではないか?
と思っている。
その人…
それはこの遊歩道に住んでいるおっちゃんだ。
どうして、あたしが行き始めた頃に、居始めたのかと思っているのかというと、
その頃はまだ小ぎれいだったんだな。
髪の毛も伸びてはいたけど、そんなぼさぼさ感はなかったし、
着ている物も、綺麗だった。
その頃はちょうど春。
気持ちのいい季節だったのだけど、
階段を降りたら、下にごろんと寝転がっていたので、
飛び上がりそうになるくらいびっくりした。
しばらく所定地はなかったのだけど、夏ごろには、いつも寝ている場所ができ…
涼しくなり、寒くなっていくにしたがい、
下に引いている段ボールがどんどんかさを増していた。
しまいには、段ボールでカプセル状の物を作り
その中で寝ているようだった。
たまに、公園管理のおじさんたちが、草を刈りに来たり、
掃除しに来たりするのだけど、特に何を言うわけでもないようだ。
追い出されたら可哀相だなぁ…
と思っていたので、なんとなくほっとした。
この人は、どんな人生を歩んで、ここにたどり着いたのか?
このまま年老いていくのだろうか?
一年半も顔を合わせているのだけど、一度も話をしたことがない。
けど、この先大丈夫か?なんて思ってしまう。
じゃぁ、お弁当でも作ってやれば?
ってなとこだが、そんな親切心はあたしにはないようだ(笑
できたら、普通の生活に戻っていただきたいのだけど…
もしそうなったらぜひご一報を!と思う。
だって気になるんやもん!!!
草木達も、おっちゃんも、あたしに季節を感じさせてくれる。
そんな遊歩道があたしは大好きだったりする…
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